先週、風呂入った後、ELLISを掃除した。getした時点できれいな状態だったし、バルブオイルをさし、そのまま使っていたので、今回が初めての分解掃除。 ↑掃除中のTOKAN ELLIS(バルブは下バネ構造になってる) 初めての分解掃除で、すごく不思議なことを発見!各抜差内管の上に何か文字らしきものがあったのだ。 ↑ ELLISの各抜差内管の〇で囲った部分に刻印が… はじめは何が刻印されているのか分からなかったが、ルーペで見て数字、それもどれも『2』が刻印されていることが分かった。 (なぜどれも2?)主管抜差内管が0、第1抜差内管が1、第2抜差内管が2、第3抜差内管が3とかだったら、まだ、それなりに意味があっての刻印なのかなって思えもするが、これは意味が分からん! ↑第2抜差内管(左)と第1抜差内管(右) ↑第3抜差内管(左)と主管抜差内管(右) そもそも、スライドの擦れあう部分に『傷をつける』訳だから、摩擦力が増大する危険がある。もちろんこんな場所に刻印が施されたトランペットにお目にかかるのは初めてで、それもすべて同じ数字というのだから、 なおさら不可解。まさかこの時代にレーザー加工での刻印が実用化されていたとも思えないし、字を見てもレーザーを使っての刻印でもなさそうだ。こじつけて考えるなら、金属プレートから抜差内管のスライド部を作る部分の目印として、 平面のうちに刻印していて、そこの部分を目印にして金属を切り取り、円筒形に加工したとか…。(でも、加工後に消えてしまうインクじゃダメな理由は不明。なぜ完成品に刻印を残しておきたかったのか?) 何のメリットもない(少なくともデメリットの方が大きい)余計な操作だと思えるのだが…。 (Feb. '24)